アメリカの田舎暮らし 

お菓子やスーパーめぐりが大好きです。アメリカのお菓子の紹介や、日常の中でびっくりしたことなど書いていこうと思います。夫は研究者なので研妻としての日常も書くかもしれません。

アメリカの日本食料理屋さんの話

日本食の認知度があがってきているという話はよく聞きますよね。

SUSHIやTOFUはアメリカでも、今やみんなが知っています。

私の語学学校の先生は、揚げ豆腐サンドイッチが好きなんだって。んー、ま・ず・そ・う・笑。

 

ヘルシーでアメリカでも人気の和食。

 

ただし、ちゃんとした日本食が食べられるかどうかは別の話。

私は、茅乃舎の出汁を日本から持参したので基本的な和食は家で作れているのですが、唯一心のそこから禁断症状が出ている食べ物があって、それが……かつ丼!です。かつ丼ってやたら食べたくなる時ありませんか?

でも、揚げ物って作るのが面倒で、おうちでは作りたくないので、どこかで食べれないか探していたんです。そしてようやくみつけたのがここ。

その名も「枡-MASU-」。近所の大きなモールの中にありました。

 

店内はやや誇張された日本テイストな感じ?かな。酒樽みたいなものおいてあったり、歌舞伎みたいな化粧の女性のイラストがドーンと壁一面に書いてあったりという感じ。

確かに今考えると、怪しい部分はたくさんあった。

かつ丼も、ただのかつ丼じゃなくて、カレーかつ丼。カレーかつ丼なんて日本でみたことありますか?CoCo壱とかに行けばあるのかな?

 

だが、私はかつ丼を見つけた興奮で怪しむことを忘れてしまっていたのです。

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「枡」のメニュー 横向きでごめんなさい。

 

そして、待ちにまってでてきたのがこちら。

えっ。。。。

 

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カレーかつどん 13ドル

 

結構、最初の一目でもう本物志向のやつじゃないとわかりました。

一番大きい残念は卵でとじられていないこと。温泉卵にしなくていいから、とじてくれ。かつをとじてくれ。ねぎはいらない。玉ねぎをくれ。ソースもいらない。醤油とみりんで煮てくれ。。。

 

なかなかショックを隠し切れなかったのですが、でも気を取り直して、これは名古屋のソースかつ丼。と思いながら食べることに。

 

が、、、、まずい。カレーがまずい。なんか甘ったるくて、小麦粉?かな、なんか粉っぽい味がしました。一緒に行ってた韓国人の子がこれは韓国のカレーだって言ってたから、そうなのかもしれない。

 

カツも肉のあつみ自体は3mmくらいしかなかった。ただパン粉であげたロース肉って感じでした。おいしくない。七味ってかつ丼にかけるんだっけ?甘ったるくて食べれないので、カレーにかけまくりました。でも七味もまずい。香りがあまりない。

私の13ドル+チップ(笑)返して!

 

たぶん、ニューヨークとか都会では、おいしい和食を出すお店もたくさんあるんだと思いますが、ここの田舎ではまだ見つけられていないです。

日本食屋といっても、オーナーは中国人とか韓国人の方だったりして(たぶん和食のほうが客単価が高い)、authentic(本物の)味を再現できているお店はほぼ無い。

それでも、わずかな期待を胸に定期的に行ってしまうのですけれどね。

自分の料理の腕を磨いたほうが早道かもしれないなぁ、と思う今日この頃です。